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政治への思い

政治家とは

2015年の4月に統一地方選挙があります。この時期に改めて為政者である政治家とは何なのかを問いたいと思います。

政治家とは、すべての人の幸福を求めるため戦う人、理想を求めあらゆる政策で実現していく人、未来を切り拓く説得力のある人、志高く人々をリードしてくれる人、単に選挙で選ばれた人等々、皆様は政治家に対する様々な価値観や基準、イメージをお持ちのことだと思います。

では、次に市議会議員とは。市議会議員は議会において主に市長の提案する議案の審議をする中で賛否の判断をしたり、時に自ら積極的に提案をしたりもします。政治家である議員は、この個々の判断や提案の中に己の思想や信条を宿らせることで、市民を誘導する力としているのです。一方で、ルールに則って条例や予算の執行がなされているのか、市長が悪いことをしないか等を監視する役割もあります。時には、地域の代表として地域に散見される課題や問題を解決に導いたりもします。 簡単に書きましたが、本来なら政治家の枠に市議会議員や市長、国会議員等が入るのではないでしょうか。しかし、理想の政治家をイメージしてみれば意外とそうではないと思います。

例えば、自己保身に走る人やどこかの団体の代理人みたいな人は政治家と言えるのでしょうか。それでも、市議会議員や市長は理屈上紛れもなく政治家です。行政を動かし、未来を変える力を持つことができます。 皆さんの理想の政治家、その人物像とはいかがなものでしょうか。その理想に私が適うかどうかは別として、心からその理想に近い人を応援してほしいと願います。

なぜなら、皆さんが理想を思い描くことこそが政治家を成長させ、信頼ある政治が生まれるからです。私が皆さんの理想に近づくこと、若しくは、理想を私に近づけることを私の目標として努力をするわけですから、当然と言えば当然のことです。

では、現実の政治家と比較してみてください。『なんで政治家になるの?なったの?』と、問いかけてください。そこからスタートです。

なんで政治家になったの?

なんで政治家になるの?政治家になって何をしたいの?との問いに対して、政治家は必ず答える必要があります。しかし、口先だけなら何とでも言えてしまいます。だから、その答えに対して「なぜそう思うの?」と聞いてください、その答えによって政治家の資質や原点が見えてくるはずです。では、私の場合を簡単に記載したいと思います。

私は母子家庭で貧しい中に育ちました。様々なコンプレックスを抱えつつも、昼間働きながら夜間の大学を卒業し、23歳の時、大学在学中に貯めた少しの資金で会社を設立し、24歳で結婚すると同時に長女が誕生しました。現在は市議会議員の傍ら、会社の経営をしつつ、4人の子どもを育てていますが、いいことばかりではありません。3年前に子が癌になり、昨年には父親代わりだった祖父を亡くしました。

自分の原点から、何をしたいのかに置き換えます。

子どもたちには身の安全と公平さを求め、将来に向かってあらゆる選択ができる愛情に包まれた環境を作っていきたい。なぜなら、幼少時代に父親が目の前から去ったことや、貧しさ、母子家庭という世間からの偏見、そして、少ない将来の選択肢の中を生きてきたからです。

若者には忍耐力を養っていただき、チャレンジ精神を存分に発揮し、早期に結婚ができる環境整備をしていきたい。なぜなら、背水の陣で挑んだ会社設立、そして、客観的に無茶な結婚をしたからです。

こういった原点があるから実現したい想いも膨らみます。そして、なぜ政治家になるのか、それは実現するに最善の手段だからです。

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